急性骨髄性白血病になって|治療の流れと期間

雑記、日記

急性骨髄性白血病になって入院した時にこれからどんな治療が始まるのか?どのくらいの期間がかかるのか?抗がん剤の副作用は?

色々な疑問、不安が頭に浮かびました。

今回は私の経験からにはなりますが、上記の疑問に答えていきたいと思います。

同じ白血病でも治療は全然違うようなので、今回はあくまで私の場合はということを念頭に読んで下さい。共通点は多々あるとは思いますので参考になる部分は多いかなとは思います。

治療の流れ

  1. 寛解導入療法
  2. 地固め療法①
  3. 地固め療法②
  4. 地固め療法③

私の場合の急性骨髄性白血病は、この流れで治療しています。

寛解導入療法とは

骨髄中に存在する白血病細胞が全体の5%未満になることが寛解になります。

通常7〜8日間抗がん剤が投与されます。その後、白血病細胞だけでなく正常な血液細胞も骨髄の中から減少します。この時、赤血球や血小板が極端に減少した時には輸血を行います。

白血球は輸血することができませんので抗がん剤投与後、自然に白血球が増えてくるのを待ちます。

この期間が4週間ほどになります。

抗がん剤投与が終わって2週間目くらいから髪の毛が抜けてきました。

地固め療法

寛解導入療法で寛解が得られたと判定されたら、血球細胞が回復したことを採血により確認し、地固め療法に入ります。

寛解導入療法で5%未満になった白血病細胞をさらに死滅させ、根治させることが目的です。

地固め療法でも強い抗がん剤治療が行われますので、同じような副作用や合併症が起こります。

地固め療法は3回行われます。

現在私は、地固め療法の2回目を行っています。

地固め療法終了後

地固め療法終了後、効果判定にて寛解を維持していた場合は、急性骨髄性白血病(AML)のタイプや年齢や体の状態を考慮して、治療を行わずに経過をみる場合と造血幹細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、さい帯血移植)を行う場合があるそうです。(私は現在地固め療法②なのでどうなるかはわかりません)

治療の期間

寛解導入療法と地固め療法①〜③で4ヶ月から5ヶ月、その後体力の回復などを含めると半年以上はかかると思います。

しかも、造血幹細胞移植をする場合はここからかなりの時間がかかると思われますね。

こう考えると、治療にはかなりの長い時間が必要になりますね。元の生活に戻れるとしてもかなり先になりそうです。元には戻れない可能性のが高いのかな?

寛解を維持していてくれると良いのですが。どうなるかわかりませんね。

副作用について

寛解導入療法の時

抗がん剤治療が始まると、味覚障害便秘になりました。

味がしないので食欲もなく点滴で栄養を入れてもらっていました。

便秘は、便がかなり硬くなります。詰まって出ない感じになるので毎食後に酸化マグネシウムを飲んでいました。他にも何種類かの下剤も使いました。

味覚障害、便秘は1週間から10日たつとだいぶ元に戻ってきます。

抗がん剤治療から2週間くらいたつと髪が抜けてきます。(コロコロ必須)

この頃から何度か輸血しました。(赤血球と血小板

中途半端な抜け方が一番辛いd( ̄  ̄)
剃ってしまいました!

2週間〜3週間の間で何度か高熱が出ました40℃くらいの熱が何度も出るのでかなり体力が奪われます(−_−;)

私の場合は、血球が上がり始める前に熱が出るようです。

地固め療法の時

基本的には寛解導入療法の時と同じです。

味覚障害、便秘、高熱。少しの足の浮腫み。

目が乾いたり細かなものもありましたが、大体が上の4つですね。

入院前期間が長くなると筋力が落ちてきます、調子のいい時に筋トレを取り入れようと思うんですが、なかなかいいタイミングがないですね。治療がきちんと終わってからやるしかないんでしょうね。

コメント

  1. 黒田謙一 より:

    なった、本人しか痛みは解らないと思いますが、心から乗り越える事を願っている人は大勢居ると思います。頑張れ💥👊😃

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